IBCを見学、「五輪は世界の大会」

朝、出かけると、のぼりの数がまた増えました。
今度も、道路の両側に立てられた縦の幟の間を
つなぐように、横の幟が立てられました。五人のフーワーが笑っています。


さて、今日は臨時パスでIBCを見学してきました。





放送メディア関係の記者会見の様子ものぞかせてもらいました。
一番の感想は、五輪は世界のイベントでした。
中国のためだけのものではなく、
中国が世界のお祭りに場所を提供し、
しかるべき協力を提供する立場に過ぎないことを改めて認識しました。
「私たちのオリンピック」という時の「私たち」は
世界中の人々をさすのが正確だと思います。
記者会見がすべて英語で進行し、
来場者も見た感じでは、少なくとも6割以上が欧米系でした。


さて、夜、10時半頃、タクシーで長安街を通って帰る時、
パトカー、警察の数のあまりにの多さに驚きました。
24時間でも警備し続けるような感じでした。
街路樹の感覚で、均等な感覚で立っていました。
ものものしいです。


タクシーの運転手さんは、「五輪期間中、ぜったいに避けたいことは
交通ルール違反」だと話します。
「何故かというと、普段だと、
減点され、一日ぐらい集中勉強すれば済む違反でも、
五輪期間中だと、4日間連続集中勉強せざるをえないので、
割が合わない」からです。


★日本関連の動き
以下の情報が入りました。

JOC、北京でジャパンハウスを設置

  日本オリンピック委員会JOC)は8月6日(水)〜8月24日(日)の間、長富宮飯店にジャパンハウスを開設します。このジャパンハウスは前回のアテネオリンピックの10倍、2500?の広さで、各種展示やオリンピック競技のテレビ中継の他、2016年夏季オリンピックの東京への招致PRブースも設けられる予定です。今回の北京オリンピックでは、史上初めてジャパンハウスが一般観戦者にも開放される見込みです…


CCTV地震報道:岩手県震度6強の地震
CCTV−Newsチャンネルの23時以降のニュース番組で報道したのは、
地震発生約30分後のことでした。
これだけ早く隣国の地震を伝えたのは、今回の四川大地震以降のことだと思います。
地震報道だけでも、中国人の日本理解が深まると思います。
地震の多発国だからこそ、様々な工夫をしているのだと、
ということが、より多くの中国人が理解できるに違いありません。