2010-01-01から1年間の記事一覧

さよなら 2010年

砂が指の間から滑り落ちていくように、また一年が滑り去ろうとしています。 2010年も振り返って見ると、様々な場所を回るチャンスがありました。しかし、寂しいことに、ゆっくり風景を眺めたり、味わったりする余裕のない一年でした。良く言えば、物事に動じ…

クレージー!「車が走れる道路を返してくれ」

「つばめねえさん、北京人は“クレージー”になったよ(疯了!)」 夕方、興奮した面持ちで北京っ子の後輩Wくんが話しかけてきました。「ねえさん」とは、中国の職場では年上の女性を呼ぶ時の丁寧な言い方です。 「どうかしたの?」 「今晩は眠れない夜になる…

番組案内:北京で働く/田中宏氏インタビュー

【談談】 故郷を離れて北京で働く人々に話を聞くシリーズ企画です。第一弾のゲストは北海道小樽出身の新出歌名子さんです。日本の“80后”、仕事をどう捉えているのか… http://japanese.cri.cn/1041/2010/12/21/162s168409.htm【インタビュー】 戦後賠償の民間…

Photos Of 景洪

やたらと年会が多いホテル。初日は青空に恵まれました。 ホテルの窓から10メートルほど離れたところは住宅団地です。 ベランダに干されている洗濯物、夜になれば、電気のついているテレビの画面まではっきり見えます。向こうにとっても同じだろうけれども。…

景洪的空間、混ざり合う空間

頭を鮮やかな布の花のアクセサリーが包んだボーイの後について、長い廊下を渡り、本館からB棟に入りました。 「このホテル、いくつ星ですか」 「5つ星です」 「ほう、そうなのですか」 同じ5つ星だけど、こんなにも雰囲気が違うのですね。 北京や上海など…

“杜ララ”の世界 実在している!

「ハイ、トニーかい?ぼく、後ろの席だけど」 「あれ?マック、何故お前はファーストクラスなんだよ?おかしいぜ」 「そうね。マリーだって、同じみたいね。どうしたんだろう」 ... 昆明からシーサンパンナ行きのコミューター便に乗り換えると、一気に私の周…

ぜひお聞きください【料亭紫MURASAKI】の夢プロジェクト

ぜひ聞いていただきたい番組があります↓ http://japanese.cri.cn/782/2010/12/14/147s168077.htm上海万博日本産業館に出店した料亭『紫MURASAKI』で起きた感動的な「夢話」です。料亭自体はいまや跡も形も残っていないですが、「チーム紫」のメンバーの一人…

大パンダと小パンダ(笑)

Good Ideaのようですね↓ http://japanese.cri.cn/881/2010/12/08/145s167691.htm

ドラゴンフルーツ幻想

妈妈呀! 偶然にですが、「知財保護」の会議で通訳をしていて、一番収穫になったものは、宴会の席上の雑談でした。それも出てきたのは「知財」ではなく、「知」でした。 ドラゴンフルーツのフルーツが出されました。 「ドラゴンフルーツの実を撒いたら、サボ…

【動画企画】中国メディア大学の学食

ためしに動画の企画をやってみました↓ http://japanese.cri.cn/1061/2010/12/07/144s167656.htm 編集は同僚のKenでした。慣れない動画編集ソフトを一生懸命にいじって、よう頑張ってくれました。監修の大野さんにも謝謝! リポーターの格好は同僚たちにめち…

番組案内:気ままに談談<広州でスポーツを考える>

重い金メダル病に患っている中国スポーツ界の現状について、ざっくばらんに語ってみました↓ http://d.hatena.ne.jp/tubameyanzi/20101207

「ネット水軍」、日本ではどうなっているか

最近、中国のメディアを騒がせているキーワードは「ネット水軍」です↓ http://japanese.cri.cn/881/2010/12/06/147s167581.htm http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101205-00000007-rcdc-cn 流行に鈍感な私が、この用語を初めて聞いたのは一週間ほど前のこ…

「房奴」の期限―中国的ユーモア

今年、怒涛のごとく流行り出したミニブログ(中国版Twitter)。中国語では「微博」と書き、書き込みをする人のことを「微生物」と呼んだりしています。 バーチャル空間で書かれている「ミニブログ」から毎日、面白い書き込みを抜粋して掲載する新聞もかなり…

「自らを見る」と「他を見る」

偶然ではありますが、不可解なことがあることに気づきました。 それは、同じ事柄ではありますが、自らのことを報道する時の目線と人のやっていることを報道する時の視線に、れっきとした違いがあることです。 たとえば、夕べ新華社通信が配信した中国の高速…

番組案内:気ままに談談

まとめて案内することになってしまいました。お時間のある方、ぜひ聞いていただければ嬉しいです。【甲州はこんなところ】↓ http://japanese.cri.cn/1041/2010/11/21/142s166885.htm 同僚・ミンアナの山梨研修の感想です【北京在住日本人ダンサーの踊る北京…

スポーツ精神と現実との格差

久しぶりの書き込みです。 無錫、上海とトキのいる島などを回っているうち、すっかりブログの更新を怠ってしまいました。ようやく北京に戻り、落ち着きましたので、そろそろ再開です。 あっという間に、今年も残りわずかとなりました。 広州で開かれているア…

万博の残してくれたもの

万博を追っかけ続けている上海の経済紙の女性記者2人組みと雑談することになりました。 「万博は上海に何をもたらしたと思いますか?」 「一番の変化はやはり地下鉄かしら。万博のお陰で、地下鉄の整備スピードがうんと速くなり、公共交通がとても便利になり…

CCTV 金融、産業テーマのドキュメンタリ続けて放送

この8月末から、話題になったドキュメンタリ二作品が放映されました。 いずれもCCTV-2の企画で、それぞれ西側の多国籍企業の歴史に焦点をあてた『公司会的力量』とウォール街の歴史を取り上げた『ウォール街』です。 数年前に放映した『大国の台頭』を彷彿さ…

14歳“孫悟空”のアメリカ留学

“孫悟空”は広東語部同僚の息子さんです。 自炊があまり好きでないようで、いつも一家そろって局の食堂で食事していました。小さい時、息子さんはおとなしく食事したことがなく、いつも食堂の中を駆け回っていたので、孫悟空と呼ぶことにしました。 国慶節連…

十七夜の西単、行列する若者&番組紹介

中秋節から2日も過ぎました。北京では、十七夜でも綺麗なお月さんが見えました。 久しぶりに西単の町をぶらぶらしました。どのぐらい久しぶりでしょうか。大学生時代は良く寮の仲間たちと一緒にぶらぶらしていましたが。いつの間にかすっかりビルの聳え立つ…

遊び半分 中日対訳

突然、東京の友人から電話が入り、「“荷物を持たずに 手ぶらで楽々”に的確な中国語をよろしく!」、と言われました。 遊び半分、「これならいいかも」と思いついたのがこれです↓ “包給我的空手行”!(笑) しかし、考えてみれば、任せてくれの中国語「包給我…

番組案内:影山淳さんの“談談”(下)

第二回は、サイクリストの醍醐味について話してくれました↓ http://japanese.cri.cn/1041/2010/08/31/150s163068.htm

孫文と梅屋庄吉展

来年の辛亥革命100周年に向け、記念イベントがスタートしました。 昨日は以下のシンポジウムが行われました↓ http://japanese.cri.cn/881/2010/09/05/163s163367.htm本日は話題の展示会に行ってきました。 梅屋庄吉が辛亥革命の現場に送り込んだ撮影チームが…

Better city, Better Lifeか 

ざっくばらんに各界の人が集まっておしゃべりすることになりました。 上海万博のことが話題になりました。 万博が開幕してから3分の2が過ぎましたが、一番よく耳に入ることは「混雑」です。それ以外、中国社会にもたらした変化、もしくは未来につながる変化…

番組案内:影山淳さんの“談談”(上)+CCTVの岡田外相インタビュー

◆「日本のマルコ・ポ−ロ」さんと楽しいおしゃべりができました。 取り急ぎ一回目をアップしました↓ http://japanese.cri.cn/1041/2010/08/31/150s163061.htm◆「CCTV-新聞」は30日夜、岡田外相のインタビューを25分ほど放送しました。 文字版は以下からです↓ …

中日経済高層対話と日中ハイレベル経済対話

昨日北京で三回目の対話が行われました。面白いなと思ったことに、中国語表示と日本語表示の微妙な違いです。 つまり、中国語では“中日経済高層対話”と表示しているのに対して、 日本語では“日中ハイレベル経済対話”になっています。 ちなみに、双方が相手の…

外見の美しさと心の美しさ

「美少女図鑑」の記事を読んでくれた名古屋の弘美人さんから感動的な感想が送られてきました。 「私は心の美容師とか心のメイクさん、心のファッションデザイナーの図鑑を作りたいな。 世界中に、自分の美しさも知らないで、懸命に生きている人がいっぱいいる…

『北京美少女図鑑』

記事の案内です↓ http://japanese.cri.cn/1041/2010/08/27/150s162928.htm 正直、美少女の後に「図鑑」が来る組み合わせに驚きました。私の貧弱な想像では、植物図鑑、動物図鑑ならすんなり来るけど、それが人間、しかも「美少女」という特定ジャンルの人間…

何気ないオフィスの日常 巨石さよなら!

ここ一ヶ月、スタジオの録音・伝送システムの切り替えで毎日どたばたしています。とりわけ、夕方が慌しい。日本向けラジオの初放送は18時開始なので、その約30分前に当日のニュースを収録して(パソコンで)伝送することになっているからです。 古いシステム…

北京の自動車保有量、2015年で700万台へ(泣)

北京にまつわる恐ろしい数字が発表されました。 2010年上半期、北京では毎日1900台ずつ自動車が新規増加しており、このスピードだと、2015年、北京の自動車保有台数は700万台にになります。 一方、北京市の道路が最善の状況に達したとしても、キャパシティは…