山寨精神 パクリエーションでいこう!

去年夏以降から、めちゃめちゃ流行っている言葉があります。
今では、毎日、新聞で5回以上はかならず目にしているほどになっています。


山寨」です。
山寨山寨山寨精神 。。。很多很多啊


時間があればまた起源や意味などゆっくり書きますが、
とりあえず、日本語でどう訳せば良いか、
悩んでいましたが、突然ひらめきが出てきましたので、メモしておきます。


パクリエーション、もしくは、パクリエート ではどうでしょうか。

つまり、「ぱくり+クリエーション」Or「ぱくり+クリエート」です。
ぴったりのニュアンスと思いませんか。


意味はですね、例えば、
昨日、夜勤のついでに行ってきた石景山万達広場で食べた回転寿司の店。
名前が「禾禄」(たくさんの「〜禄」がありますよね。看板のデザインも
よく似ているのよね)。
店内の机の設置やインテリア、メニューの設定など
どれも中国にあった創意工夫が凝らされていました。
もともとは台湾系?だったのかな。
とにかく、山寨版の山寨版を幾重にも重ねて実践してきたようなパクリエートです。
感心しました。
しかし、中国にぴったりの店ですよ。
寿司だけでなく、サラダー、チャーハン、鍋、一品料理…
何でもありです。
一緒に行った日本人のMさんも感心しました。


さて、「山寨」はどうやら中性の言葉のようです。
けなしてもなく、取り立てて褒めているわけでもないようです。
新しい言葉だから、皆がなんとなく分かったようで、
分かっていないようで、使っています。


改めて振り返りますと、現代中国を語る上のキーワードです。
物質から精神にまで、すべて網羅できるのが
山寨精神」ですよね。きっと。


ちなみに、「山寨」と必ずと言っていいほど出てくる言葉
「雷」です。
雷人、雷語とか。(雷門はまだ聞きません^^)
クレージーの勢いで普及されています。


さあ、とりあえず、皆がこの訳に賛成する人は、
ぜひ「パクリエート」を一緒に普及しましょう。


今日の北京