清溪河の今

清溪行 李白 

清溪清我心,水色异诸水。
借问新安江,见底何如此?
行明镜中,鸟度屏风里。
向晚猩猩啼,空悲远游子。

好天気でした。父と自転車にのり、ここ数年の町並み改造や不動産開発ですっかり変貌した町を見学してきました。李白の詩に出てきた「清渓」の今を撮影してきました。とりわけ、この辺りは夜になると、カラフルな電灯でライトアップされ、幻想的な世界になります。
水は、悪臭はなかったですけど、写真で見るほど綺麗ではありません。魚もいることはいます。しかし、ホテイアオイ等の汚水に強い水草が繁殖しているエリアがあり、濁っています。生活汚水の排出や橋梁建設で流れが悪いことが原因かと思われます。ただ、すぐ近くに、急ピッチで大型汚水処理施設を今、建設している最中です。完成すれば、多少なりとも水質改善が期待できることでしょう。
 
   

しかし、夜のCCTVではたいへん気になるニュースを報道しました。渤海の汚染状況は、限界に達し、このまま、すべての汚染源を止めたにしても、外部との水循環で水質が綺麗になるには15年かかる。が、もしも、現在のままの状態が続けば、15年後に、一片の死の海になる、というぞっとするニュースでした。「七色に汚染された海面が七色の悪臭が放って」おり、漁業資源は昔の10分の1に減ったとのこと。自ら滅亡の道を歩んではなりません。果たして立ち直ることができるのか、楽観視が許されない状況が続いています。

CRI開局65年にして初めての試みとして行われた日中大学生ネット交流会、何とか無事終了に漕ぎ着けました。協力していただいたすべての皆さんに感謝の気持ちで一杯です。反省点多々ありますが、意欲的に動き出したところを内部の人間の身であっても、高く評価したいです。そして、今後も継続的に行われるよう働きかけてみます。皆さんも引き続きご支援をお願いいたします。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
http://jp.chinabroadcast.cn/
http://jp.chinabroadcast.cn/81/2006/10/12/1@75779.htm
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■