開鎖服務

一番恐れている事態が発生しました。
鍵を抜くのを忘れて出て行ってしまいました。
明日、帰京後初のHomepartyのため、家を片付けていたら、
ダンボール箱が少し出てきたので、ゴミ回収業者の人に取りに来てもらったら、
鍵を中から閉めることを忘れてしまいました。
いつもだと鍵を回してからでないと、扉が開かなかったが、
今日はそのまま開けたのがいけませんでした。
まあ、合鍵はオフィスに置いているので、ラッキーという軽い気持ちで
特に困ったとも思わず、そのまま出勤しました。

しかし、家の扉の優秀さは私の想像を遥かに超えたものでした。
中から鍵が差したままだと、外からは鍵があっても開けられないようになっています。
泥棒が心配の祖母ではないですが、
鍵の持っている主でも家に入れないぐらい頑丈な扉(「防盗門」)に、
喜べばよいのか、泣けばよいのか。
何遍トライしても、合鍵が機能しないことが確認できたので、
問題の深刻性を認識できました。

幸い、「天無絶人之路」。
このハプニングのお陰で、北京には優れた鍵開け業者がいることを発見しました!
以下はつばめの体験談です。
北京で生活している方たち、いざという時、役立ててください。

Q 自分の家に入れない時、どうすればよいのか?
A 1600100に電話すれば、30分ほどで鍵開け業者の人が来てくれます。
  鍵を壊さないことを前提に開けてくれるので、さすがにプロらしい!
  料金は鍵のタイプにもよりますが、つばめの場合は240元でした。
  20代前半のお兄ちゃん二人が車を運転してやってくれました。
  「最短時間5秒、最長1時間」と自慢げに言っていた彼らは、
  私のドアで何と1時間ほどかかりました。
  「時間がかかったね」と労いの言葉をかけたら、
  自分の腕が疑われたかと思われた顔をして、
  「早くやろうと思えば、5分で片付けたよ。鍵ごとに壊せばね」と自信満々でした。
  別れる際、「次回、何かあれば、直接私に電話頂戴ね」と
  サービス精神満点で言われました。
  しかし、こんなことでもう二度とお世話になりたくはありません。

Q 安全面では心配ありませんでしたか?
A 1600100は公安局の管轄下にある電話のようです。
  業者の人が到着する前に、公安の人が一足先に到着しましたので、
  先ずは安心しました。
  依頼者側のしかるべき証明書(身分証明書もしくは戸籍謄本)の提示が
  求められています。
  実はこうなったのは、わずか3ヶ月のようです。
  それまでは民間会社が各自ばらばらでやっていたようでした。
  話によれば、現在北京では鍵明け会社は全部で18社あり、
  資格を持っている作業員は約500人。
  ちなみに、つばめの巣を開けた人の登録番号は488番でした。

兵来将挡,水来土掩のつばめでした♪


つばめの手料理、なかなか好評でした;)