祝、同僚の門出

雨上がりのすばらしいお天気でした。
最近、北京秋天らしい青空の日が多く、気分爽快です。


日本では選挙のある日。
北京では、今日は、同僚の結婚式の日でした。
華やかで良い式でした。
何よりも、すべて自分たちで用意したところが立派でした。


結婚式司会がこう言いました。
「これまでに、私は数多くの結婚式を司会した。
 しかし、ここにいるお二人のように、マイホームはもちろん、
 会場の予約、流れの設計、費用の支出はすべて
 親に頼らず、自分たちでまかなう若者は、
 100組中、1組もないと言える。立派だ!」


日本ではどうなのか、分かりませんが、
中国の若者はなんだかんだ言って、
かなりの出費を親に出してもらったりしている人が多い。
とりわけ、二人とも一人っ子である上、
両親は立派な仕事を持っている家は、
確かにこういうケースは珍しいかもしれません。
後で知ったことですが、新郎さんの父親は
まさか、こういう家庭内の事情が司会が話すとは思いも知らず、
激怒したとか。
「子どもにけちで、厳しい親だ」と皆に思われたくはなかったからだとのことらしい。


ちなみに、同僚の結婚披露宴は4つ星ホテルの宴会場で行われていました。
12テーブルで、費用は約2万5000元ほどだったようです。
お祝儀は、同僚レベルでは、100〜200元だそうです。