シンクロのテスト大会、中国も日本も頑張っている!


「鳥の巣」の前の広場が今日、初めてオープンされ、
鳥の巣を近くで観察できました。
詳細はこちらからです↓
http://japanese.cri.cn/81/2008/04/17/1@116140.htm


今回の意外な発見は、鳥の巣と水立方の間に、
突然、黒いかわらに赤い壁の古風な寺院が
出現したことでした。
とにかく、今までは全然気づかなかっただけ、目が点になって驚きました。


月末までに、オリンピック公園センターエリアの会場で
相次いで、シンクロ、フェンシング、競歩、マラソンなどの
テスト大会が開かれます。


面白かったのは、広場(絶対良い野外ライブのステージになれる!)のスピーカーから
流れてきた音楽でした。


穿过你的鄢发的我的手
爸爸的草鞋…


これでもか、これでもか、と次から次へと出てくる曲は、
私の高校時代や大学時代が蘇ってくる歌でした。
五輪プロジェクトの現場の主力がどの年齢層の人なのか、
こういうところでぽろりと分かってしまいました(^^)


しかし、20数年前に、こういう形で北京で五輪が迎えられるとは
誰が想像できるでしょうか。
流行歌というものも初めて新中国に登場したばかりのもので、
外の世界は香港や台湾伝来の歌で想像するしかありませんでした。
とにかく、外の世界に憧れていました。
歳月は、人の容貌を簡単に変えてしまうが、
心の中の思いを簡単に変えることができません。
初日オープンした鳥の巣前広場のスピーカーで、
昔なつかしい音楽を流したのは、
過去の自分に今の自分の思いを語りたかったに違いありません。
同世代の人として、歌そのものを超えて、
そこに含まれたメッセージをすごく良く分かります。


20数年かけて、待ち続けてきたお祭り、
世界中の皆さんに祝福されたいです。今の素朴な気持ちです。