胡同の中の精進料理

北京は寒くなってきました。
15日から、一斉に暖房が入るというのは、
ほんとに先人の素晴らしい知恵だと感心している今頃です。


日本人の友達のお誘いで、胡同の中にあるめちゃめちゃ古式ゆかしいが、
しゃれた精進料理に行ってきました。


豆腐ややさいなどを使って、肉っぽく見せる。
なんと、本物そっくりの北京ダックやソーセージがあり、
食感まで似ていました!驚きです。


子どもの時、軒を並べている隣の家の
おばあちゃんが仏教徒
お寺との交流も盛んでした。
そのおばあちゃんのところで、
肉は食べないが、決して肉を忘れたことのない
精進料理というものを知り、驚いたことがあります。


その精進料理は今、環境保護や動物保護の視点で、
ちょっぴり流行っているようです。
中国人のベジタリアンも増えていると聞いています。


それにしても、胡同の中のしゃれた店は格好いい!
夜、ほのかな明かりを浴びて、
ゆっくり散策して眺めるだけも良い。
ちなみに、今日は北新橋頭条あたりをぶらぶらしました。