犠牲者を悼み 全国で哀悼活動

死者が2000を超えてしまいました。心もどんどん重くなっていきます。
高原地帯での救援活動は思った以上にたいへんのようです。
テレビのニュースでは、今日一日だけも雹、雪、強風、黄砂という悪天候にいっぺんに見舞われたようです。
瓦礫の廃墟と化した野原の傍で、子供たちがダンボール箱を立てて造った覆いの裏に群がって、
黄砂から逃れようとしている写真が印象的でした。


夜、CCTVで国主催のチャリティーの夕べが行われました。
夜11時半過ぎまで、3時間半あまりにわたって生放送されました。
21億7500万元あまりの義捐金が集まりました
四川大地震の時は15億1400万元)。
一部の被災地からも放送の現場に何人か地元住民が現場に来てもらい、直接話が聞けたのと、
現地のテントでの取材など生の映像が入っていたのがとても良かったです。
しかし、北京のスタジオに来てまでも、ひどくおびえている眼差しをしていた
孤児院の女の子二人組がいました。漢語が分からない二人でした。
地震の恐怖感がまだ根強く残っているようです。


明日は国家で哀悼をする日。四川の時と同じく、
震災発生して七日目の日に「国家哀悼日」の記念活動を行いました。
それにしても、2008年5月19日と2010年4月21日、
あまりに近すぎるように思います…
悲しいことです。合掌


本日の番組でも大地震の話題でした↓
http://japanese.cri.cn/782/2010/04/20/142s157504.htm

       ◆ ◆
もう一つ悪いニュースがありました。
西南部の干ばつ地帯にようやく雨が降ってきました。
自然の雨に乗り込んで、雨量を大きくするための人工降雨も施したようですが、
それでも大部分のところでは、干ばつの徹底的な緩和までには程遠いようです。


一方、雨降りは良いことなのですが、
何故か、桂林ではいきなり8時間も豪雨が降り続け、
そのため、今年に入ってから水不足で川下りもろくに楽しめなかった
漓江は、いきなり川が氾濫してしまいました??!!
まったく何故こんなことになってしまうのか、
テレビ画面を見ながら、困惑してしまいました。


天気予報では、桂林にはこれからもまた大雨が降るそうです。