物件の下見+番組案内

まだ買い替えを急いでいるわけではないですが、興味半分で物件の下見に行ってみました。
仲介屋の熱心なこと。
職場から徒歩5分の団地です。
立て続けに電話が入り、三軒を下見しました。
その中で、けっこう気に入ったのは最初の家でした。
20数階建ての16階。南北方向。応接間の直ぐ下は緑の海の公園。人口の湖も見られる。
3DKの135平米。主は北京生まれの80后夫婦。
職場が東に変ったので、家も買い替えることにしたという。
午前10時に引越し会社が来て、荷物を運び、家をあけ、
代理店のスタッフに案内されて、その家に行ったのは午後2時半のことでした。


1年間ほど住んでいた家のようで、台所のカウンターにはかわいい小さな箱に入ったままの
「喜糖」がたくさんおいていました。結婚1年目の夫婦だったようです。


内装のセンスも良く、カーテン、壁紙、クロ−ゼットや台所の仕上がり、空間設定も総合的に良かったです。
ただし、肝心な値段は1平米あたり28000元。ちなみに、5年前、新築のスケルトン住宅として売られた価格は4700元/平米。ローンはまだ30万元残っているようです。次の家の購入のため、早く売って換金したいのが持ち主の気持ちのようです。

現在の総額380万元。
「頭金は新政策では40%となっているので、つまり152万元。
残りは仮に20年ローンを組むとすれば、月賦1万3680元。」


代理店のスタッフは携帯電話を出して、丁寧に計算してくれました。
「代理店に支払う手数料は11万元ほどで、このほか取引税と契約税など9万元かかります。」……


物件は良いものの、そろばんをはじいて、今の自分の懐具合と相談してみると、
仮に今住んでいる家が順調に売れたとしても、180万元になりません。
貯金は多少あるものの、それでも、高額なローンで日常生活に支障が来たさないとは言えません。


職場に戻り、同僚たちに経過報告すると、皆が目を点にして話を聞いていました。
同じ団地に住んでいる人もいるので、値段にとりわけ驚きました。
四環路も過ぎたここで、一平米28000元もする??」、
「だいたい1000万元の財産家でないと、380万の家に手は出せないけどな」という意見もあれば、
「時期的、今は買うのではなく、売るのに良いタイミングみたいですね。あなたも今のうちに自分の家を売って、どこかで借家をして、物件が安くなってからまた家を買えばいいじゃない」という声も。
さらに、「それは中古でも、絶対にスケルトン住宅を買って、自分で内装したほうが良いに決まってる。
中古の内装込み住宅にそんなに大金を使うべきでない」。
「どれどれ、部屋の向きは大事なのよ。北向きの部屋が三つもあるとは、よくないよくない」…
まだ「買う」とは言ってもいないのに、同僚たちは皆、とっても親切な人ばかりです。


三回目の下見は夕方でしたので、一緒に出勤していた日本人同僚の綾子さんと一緒に見に行ってきました。
「まあ、どのような家を買うのか、それはとどのつまり、つばめさんがどのような生活をしたいのかによるのですね。それは家を買う前に考えておくべきことだよ」と綾子さん。
なるほど。深くうなずけました。


 番組紹介です↓
清華大学・劉江永氏インタビュー
http://japanese.cri.cn/1041/2010/04/27/150s157893.htm


■京都の吉村澄代さん出演「気ままに談談」。「つばめのス」を正式に卒業して、これからは
このコーナーで頑張ります。今後ともどうぞよろしく。
http://japanese.cri.cn/1041/2010/05/01/150s158164.htm