北京の自動車保有量、2015年で700万台へ(泣)

北京にまつわる恐ろしい数字が発表されました。

 2010年上半期、北京では毎日1900台ずつ自動車が新規増加しており、このスピードだと、2015年、北京の自動車保有台数は700万台にになります。
一方、北京市の道路が最善の状況に達したとしても、キャパシティは670万台しかありません。2015年までに、北京市のインフラが最善のレベルに達する見込みはありません。
 ちなみに、北京市の自動車保有台数の増加について、100万台になるまでには48年、200万台になるまでに6年半、300万台になるまで3年9ヶ月、400万台になるまでに2年7ヶ月しかかかっていません。
 対して、東京の場合、300万台から400万台になるまでに12年間かかりました。

 高度膨張の代価は渋滞の深刻さです。専門家の話では、このままの状況が続ければ、500万台と600万台になる時、ピーク時の北京は「中度の渋滞なら」5時間半以上の渋滞を指し、道路の平均走行時速は15キロしかありません。ちなみに、現在、市街地道路の平均時速は23.2キロです。
 北京の町を車で通過する度に思い出す言葉は、20年前に活躍していたロックバンドの「超載(オーバーロード)」そのものです。
 いつの間にか、北京はこんなどうしようもない町になってしまいました。ほんとに、どうしたらいいでしょう(涙)…
 
 記事の詳細は以下から↓
 http://news.china.com.cn/rollnews/2010-08/25/content_3972972.htm