Photos Of 景洪

やたらと年会が多いホテル。初日は青空に恵まれました。

ホテルの窓から10メートルほど離れたところは住宅団地です。
ベランダに干されている洗濯物、夜になれば、電気のついているテレビの画面まではっきり見えます。向こうにとっても同じだろうけれども。カーテンが大事です。

地元では“卵の花”と呼ばれているプルメリアの花は瀾そう(メコン川の中国境内での名前)の花です。ラオスの国の花(チャンパーとも言う)でもあるようです。花びらの形は梔子の花に良くにていて、芯の周りに卵の黄身のような朧げな色あいとなっています。ホテルの玄関前を彩っていました。

ホテルの庭に不思議な木を見つけました。もともと種類がまったく異なる2本の木ですが、完全に合体して溶け合いながら伸びてきました。「Don't you think is just like husband and wife?」と木を発見した人たちが感想を言い合っていました。熱帯だからこそ見られる種の融合です。それにしても、すさまじいとしか言い様がありません。

空港に行く前(市内から10分)曼聴公園に行ってきました。「公園に?ひとりで行く」と運転手さんが目を点にしていましたが、そこにはシーサンパンナらしい懐かしい風景が残っているので、ぜひもう一度行ってみたいと思っていました。
 5年前の初夏に行った時、雨の後だったのか、水が清らかではないことに驚きましたが、乾季の今も水は清らかではありませんでした。しかし、美景を堪能することにはなんら差し支えはありません。しかも、川辺を散歩すると、生い茂る木々の間から鳥のさえずりの合唱が聞こえるだけでなく、水の中からも様々な音が聞こえます。時々、水の中で生き物たちの戦いが繰り広げられていたのか、水面に波紋が広がっていました。

公園の中に管理をする人の家がありました。かわいらしい子どもが一人遊んでいました。絶景だったのは、公園内の公衆トイレの洗面台でした。鏡は天然の風景画になり、振り返る角度により千変万化に楽しむことができます。