崔健 On CCTV-9:永遠のトラブルメーカーでいたい

偶然にテレビをつけると、
まぐれ当たりに意外な収穫を得ることがあります。
たとえば、今日、夜食に貪るついでにつけたテレビでは、
崔健にインタビューをしていました。


いつも中国語でしか歌わない崔健は、英語で自由に意思を表現できたのですね。
時々、“我不歌功颂紱”、“门槛太高”など、
中国語らしい言い回しをそのまま挟んでいましたが、流暢な英語でした。


「もしもあなたは片目をつぶっていなければ、
 世の中が根本的に何も変わってないことに気がつくはず」


「賛歌は絶対に歌わない。私は永遠のトラブルメーカーでいたい」


反骨精神が変わっていなく、なんとなく安心しました。
アーティストに求めているものは「目をつぶらない」、
「勇気を持って向き合うこと」だと何度も強調しました。
コマーシャリズムが浸透し、金万能な会社になった今でも、
初心を変えることなく、自我を誠実に生き抜き、
ちょっぴり寂しそうにも見える崔健でした。


エンディングに「一塊紅布」のMTVがバックに流れ、
いつ見ても、聞いても血潮が燃える歌でした。


今晩、工人体育館で初の崔健個人コンサートが開催されました。
行きたかったですが、行けずじまいで残念でした。


最後に、直接は関係しないですが、
今風の中国のジョークがここから楽しめます↓
http://www.cnrock.com/cgi-bin/topic.cgi?forum=2&topic=4622&show=0

よくできた写真でした(^^)