ばったり!!@大連+強国論壇

■なんと、びっくり仰天のことがありました。


ソフトウェア交易会で取材をしていると、
突如と、目の前に、若い女性が微笑ましく
立ち止まって、じっと見てくれました。


「私のこと、まだ覚えていますか。」
「んん、ああ、会ったことがある!!!」
微笑ましく見てくれて、そばに近寄ってくれました。
細長い北方の顔、丁寧な笑みを浮かべています。
確実に会っている人です。しかし、どこで、だったのか??


「去年、あなたは、ピョンヤンへ行く時、、、」
ああああああ〜〜〜〜〜
思い出した、思い出した…


新義州の駅で、退屈な4時間も待たされて、
ピョンヤンへ行く旅をしていた時、
出迎えと列車の中で通訳をしてくれたガイドさんではないか。
ピョンヤンに到着後に、直ちに、
別のガイドさんに変わりましたので、
彼女と一緒にいたのは、新義州の駅と列車の中のみでした。
ベテラン男性のガイドさんとは違い、
彼女は色々と自分の家のことや家族のことを話してくれました。


グリーンのりんごのような色のポロシャツ。
薄化粧をしている。
一人で行動していることが珍しい!!
「いま、大連に来ているの?」
「はい。この交易会を見学するために、
 みなと一緒に来ました。」

そうだったのか、大連で駐在しているのではなく、
交易会のために、やってきたのですね。
どうやら、トイレへ行って帰った途中のようで、
たまたま一人になったようです。


名刺をさしあげて、そして、記念写真を一枚撮り、
先方から別れを告げられました。


去年、旅行に行った時は、旅行社が代理で手続きを申請してくれた時は、
放送局勤めの身分を隠して申請してくれたようです。
彼女にこれで、私の本当の姿が分かったわけになります。


それにしても、良くも見つけてくれました!!!
また、ソフトウェア産業の発展で町のイメージを確立する
大連を訪問したということは、
北朝鮮が改革の可能性について、色々模索しているという動きのようです。
良い動きではないかと思います。


今日は、こんなちょっとしたSurprizeがありました。


■大連のソフトウェアパークに初めて、行って見ました。
 建物の立派なこと。ヨーロッパの古典のお城のような建物も。
 しかも、それは民営のソフトウェア企業の本社と大学だったとは。
 聞く話では、アメリカの某有名なビジネススクールをまねて作ったとか、
 また、シリコンバレーを真似て作ったとかとも言われています。
 緑化も進んでいて、空気も良く。
 とにかく、一足先に、理想中のグローバル化を実現したような環境です。
 ただし、車で十分もしない内に、
 大連の普通の住宅団地や町に入り、すぐに現実世界に戻りました。
 良くは分かりませんけど、直感的に思ったことは、
 大連の発展もそうですが、全中国の発展も同じですが、
 こう、近い距離にある「別世界」をいかにして、
 うまく溶け合わせていくかが、
 これから一層の発展を遂げる上の要ではないでしょうか。


■お蔭様で、バスルームの水漏れが解決できたようです。
 下の階に住んでいる「私です」のおばさんは、
 夕べ、私の携帯電話に嬉しい知らせをしてくれました。
 19階のパイプに問題があったようで、
 内装工事で壁の中に埋め込めたパイプを、
 もう壁をぶち壊してから取り出し、交換したようです。
 めでたし、めでたし。
 しかし、今晩、自宅に戻り、
 チェックしてみたら、水浸しが線路に影響が出て、
 ランプが一つ、切れたままで、直れません。
 壁も一週間以上、水浸しになっていたため、
 タイルとタイルの間の穴が目立って大きくなりました。
 まだまだこれからです。


■北京空港、何故か遅い


大連から北京に帰るとき、飛行機はT3に泊まりました。
あいにく雨が降っていました。
飛行機が着陸して、泊まる場所にたどり着くまで、
どのぐらい待ったでしょう。すくとも、10分ぐらいは待足されたと思います。
今度は、遠路遥々T3の中を旅して、
やっと到着ロビーに着きました。
今度は、荷物のベルトが動きません。
飛行機の中を降りた時(私はほぼ最後に降りた乗客でしたが)、
その時の時刻は7時15分でした。
輸送ベルトが動き回り始め、自分のの荷物が入手するまでに、
45分がかかりました。
カッターやらなかったら、絶対に荷物を預けなかったのに…
どうして、こんなに遅いのでしょう。
間違いなく、自分の荷物が確実届いたことには、
感謝はしていますけど…


■強国論壇

市内に向かう車の中で、携帯のショートメッセージに
配信された夜のニュースに驚きました。
国家主席が本日、人民網を視察し、のウェブサイトで
網民(インターネット・ユーザー)とチャットをした、と。
中国で、「民意」を言う時、
確実、インターネットでの民意も意識される時代になります。
画期的な意味合いの持つ出来事だったと思います。


もっとも、インターネットではこういう面白い観点もあり、
強国論壇のやり方は、「誠実さに欠けるもの」だと批判しています。
まあ、これもこれで、的中した一面もあるかと思います。
http://puzhiqiang6.blog.sohu.com/90783346.html
ただし、ご指摘の「匿名してBBSにもぐって、民意を聞く」という方法は
確かにあるが、国家主席という身分で、ネチズンたちと対話すること自体にも
やはり有意義なことだと思います。
中国の一般国民が、インターネットという形ではあるが、
国家主席に自由に質問をぶつけることができたということの意味が大きいと思います。


んんん、とは言いながら、
やっと今、ネット対話の全体の内容を知ることができました。
思った以上に短かく、司会者のメッセージ込みで、
映像の長さは全部で4分18秒でした。
http://www.people.com.cn/GB/32306/33093/125024/index.html

実質的な対話ができるまでには、まだまだこれからのようです。


日本語全文は以下から↓
http://j.people.com.cn/2008/06/20/jp20080620_90018.html