中国産食品は危険なのか

棗の話のすぐ後で、タイミングが悪いですが、
日本に輸出している中国産食品は実は、たいへん安定的に管理されており、
日本が輸入している各国の食品の中でも、違反率が断然低いようです。
青島で対日食品検査の現場で仕事をしている
日本人経営者・馬場さんがインタビューで話してくれました↓
http://japanese.cri.cn/1041/2009/08/27/1s145981.htm


日本・厚生省による『輸入食品監視統計』は
インターネットで読むことができます。
ただし、図表苦手の私は一生懸命見てみましたが、
国別の違反件数はあったものの、違反率という統計結果は見られませんでした。


http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/dl/06toukei.pdf
によると、
「国(地域を含む)別の届出件数をみると、
 中国の473,343 件(26.9 %:総届出件数に対する割合) が最も多く、
 次いでアメリカの209,145 件(11 . 9%) …」
となっています。
ただし、日本はそれぞれの国からどのぐらいの量で食品を輸出しているのか、
この資料ではよく分かりませんでした。


馬場さんによると、国別の違反率では、2008年のデータでは、
EUアメリカはいずれも0.6%を超えているのに対し、
中国産はわずか0.27%で、一番良い記録が残されているということです。
馬場さんが取材の中で、何度も、
「日本向けに輸出している中国産野菜(食品)は
 実は日本人が作って(加工して)いるもの。
 安心して食べてほしい」、と繰り返していたのが、とても印象に残りました。
ぜひ記事と併せてお読みください。


■【つばめのス】もアップしました。
<これぞ中国の女子大生>の一回目です。
ぜひぜひ興味のある方、クリックしてみてくださいませ。
http://japanese.cri.cn/1041/2009/08/28/1s146052.htm