中国的ユーモア? 「唐山地震の余震」

チリやハイチとはまったく関係がないようで、四川とも関係がありません。
34年前の唐山大地震と関係のある報道がありました↓
http://news.163.com/10/0306/21/614FL7CN000146BC.html

本日午前、北京から300キロほど?離れた唐山でマグニチュード4.2と3.7の地震が2回起きたようです。これに対して、現在開催中の政治協商会議の委員でもある中国地震局の局長は「唐山地震の余震です。もう心配することはない」と発言したようです?!


タイトルを見て、怪しくて仕方がありませんでした。説明を見させてもらって「なるほど」と思えないこともないですが…やはり門外漢なので、どこまでをもって「余震」と言えるかは分からない。専門家がそういうなら「なるほど、そうだったのか」ともうなずけます。


しかし、ネットの書き込みは容赦ない意見が噴出しました。笑えます笑えます。ユーモアのコメントが一番ですよね。
トップは「我苍天一笑,绕梁500年」。
思わず私も「頂」をクリックしました。


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http://comment.news.163.com/news2_bbs/614FL7CN000146BC.html


クライメートゲートではないですが、最近うわさで聞いた「低炭素経済」をめぐる「謎」ではないですが、専門家の解釈に専門的な根拠があるかもしれない。ただ、一般の民衆の間で使われている「余震」という言葉には独特のニュアンス(大地震が起きてから、その直後のしばらくの期間に起きた地震)があり、それに関して共通認識があることも事実と言えます。その点を配慮して発言してほしいなと思います。


代わりに、本日、私が拍手を送りたい論評はこれです↓
http://zqb.cyol.com/content/2010-03/06/content_3117591.htm
タイトル:应节制“数掌声”的嗜好(中国青年報)

温首相が全人代の開幕式で「政府活動報告」を行うのは定例行事ですが、いつもなら、翌日の新聞には「温首相の報告は○○回の拍手を沸き起こらせた」という定例の記事が見られます。この論評は「全人代の『審議』の雰囲気を薄めないよう、メディアは拍手の音を数える癖を抑えるようにすべき」と提唱しています。
良く言ってくれたと思いました。ちなみに、昨日は「30回」だったそうです。