面白い!中国の株投資の20年

 今年の春節のお祝いは本日で終わりました。
 北京の夜空に、数日ぶりに戦火のように激しい花火の音が響き渡っていました。
 しかし、夜が深まるにつれ、勢いが少しずつ衰え、12時になると、「怖いな」と思うぐらいにし〜んとした夜になってしまいました。こうやって今年も春節ムードが本格的に終わりました。
■ウサギ年の春節を振り返って↓
 http://japanese.cri.cn/782/2011/02/17/141s170889.htm

 休みムードが終わり、本格的な仕事ムードに入れ替える日でもあります。来週の番組ネタを探すためにたどりついたここのHP、とっても面白いドキュメンタリ映像が見られます↓
『大市・中国』〜No8.股市人生
 http://jingji.cntv.cn/special/zibenshichang20nian/01/index.shtml
【関連紹介】
 http://jingji.cntv.cn/20110204/103132.shtml
CCTV第2チャンネル、この2月4日から放送開始、8話作)

 株投資は一つの鏡です。映し出されたのは、中国人の富や金儲けに対する意識の変化に生活そのものの変化です。誕生してまだ20年しかない新中国の株式市場。近い過去のことだからこそ、人々の記憶に新しく、親しみが持てます。が、20年間の変化がたいへん激しく、起伏も大きいだけあって、ドラマがあり見ごたえがあります。
 ただ、何もこの勢いはもう止まったものではなく、依然現在進行中です。もう10年すれば、中国の投資事情はどうなっているのか、零細投資家の素養はどこまで高まっているのか、または人々の金儲に対する情熱がほどほどになっているかどうか、ドラマの続編も楽しみです。

 中国人にとって、本格的な年明けになった今、「変化」こそ変わらないキーワードなのかもしれません。今日行われた局の新春会でも、そのことが一番強く強調されていました。動画コンテンツの制作に上場を目指す新会社の設立、などなど、スタッフとは言え、まだ意味を全部理解するには時間がかかります。
 青写真は走り出してから描いていくもの。勢いと行動し続けることが大事のようです。ウサギ年の祝福の言葉に音が似ていることから、「兎飛猛進」というのがあります。ほんとにそんな年になれるよう祈っています。